麻雀という競技の本質

麻雀は、多くの試行回数（半荘）を経て、勝敗を決する競技です。そういう点では、囲碁や将棋などとは一線を画します。少ない試行回数では、優劣がつきにくいんですね。ですが、上手い人は、数を重ねれば重ねるほど、安定した高い勝率を出すことができるのです。そのためには確率的なものの考え方を抑えなければなりません。

また、短期的な視点では、不確定なことがあまりにも多いので、推測による個人の決断が場況を左右します。考え方も、決断も人それぞれですから、競技においては、各プレイヤーに対する尊重の念を忘れてはならないのです。